先週は福岡県内から長崎県までレコードの持ち込み買取が多数ありました。
珍しいSF映画のサントラの帯つきレコード、
リバプール・サウンドの赤盤・帯つきレコード、
あきれたぼういずのSP盤、
細野晴臣や大滝詠一などのはっぴいえんど関連のレコードなど、
掘り出し物がたくさんありました。
ぜひ、今週も持ち込み買取、
また出張買取、CDの買取もお待ちしております。
いつも遠く熊本から来店される常連さんとCDの音質について、
かなり熱心に話しをしました。
「旧規格のマイルス・デイビスのカインド・オブ・ブルーの音が良い」
「XRCDの音が半端ない」など、
私自身、元々聞ければ何でも良いタイプのコレクターだったので、
非常に興味深いお話でした。
そこで、私が気に入っている音質のCDを店で鳴らしてみました。
まずはフィル・スペクターがプロデュースした
アイク&ティナ・ターナーの「リヴァー・ディープ・マウンテン・ハイ」。
音の洪水に圧倒されました。
驚くべき音の深み、大量の弦楽器、
アール・パーマーのソウルフルなドラミング、
それに負けじと対抗するティナの野生、
これがスピーカーの中央に吸い寄せられる様はまさに「全集中の呼吸」。
そこから放たれる一撃は、ロックンロール壱の型「壁の音」!
フィル・スペクターの「壁の呼吸」の使い手には下記がいます。
ビーチ・ボーイズ「トゥデイ」で多用。
ジョン・レノン、最新ベスト「ギミ・サム・トゥルース」は「壁の呼吸」の改良型。
大滝詠一「ア・ロング・ヴァケイション」〜「壁の呼吸」ステレオ・ヴァージョン。
この4枚のCDを聞いて無残にも圧倒され、
私の心は一瞬、鬼となり、聞き終えると同時に燃え尽きてしまいました。
ロック、ジャズ、ソウル、ブルースなどのレコードCD、
福岡、出張買取、持ち込み・店頭買取、日本全国、宅配買取致します。