先日はブラック・ミュージックを基本とした、
ソウルやファンク、ロック、日本のロックなどの、
レコードの持ち込み買取が佐賀県からありました。
ビッグ・ジョー・ターナーなどあんまり聞く人いないかもしれないが、
とにかくメロディなんかほとんどなく、
ただ叫ぶように大きな声で歌うだけ。
バックのサウンドはブルース的でありジャズ的でもある。
いわゆるジャンプ・ブルースなるものか。
ホーンセクションなんか付いてるが、
ジャズとは違うのはスイングしない。
ロックンロールもスモール・コンポでスイングするので、
それとも違う。
ジャズのようにホーンが良い味のアーバンなソロを吹くが、
これを自ら味あうかのように聞きながら、
瞬間的に隙間にを見つけタイミングよく叫び歌う。
これが快感である。
ロックンロールがスモール・コンボで共にバントと一体化して
グルーヴを作るのに対し、
このジョー・ターナーは自らを優先し、
バンドををほったらかして歌う。
バンドはターナーに振り落とされないようついていく。
こういう俺様的な音楽を作るジョー・ターナーは、
一人で任務を全うできる真のロックンローラーであり、
バックが賑やかでも、ギター一本の戦前ブルースマンなんかに近い。
「毀滅の刃」の「煉獄さん」みたいなものだ。
「任務を全うするために闘う戦士」のよう。
この男っぷりが魂を揺るがす。
まさに真のブルースマンでありソウルマンだ。
ちなみに今聞いてるのは「Aladdin」録音。
追伸 この背馳感、カウント・ベイシー楽団の
ドライなカンサス・シティ・ジャズに似てると思ったら、
元々専属歌手だった。忘れてた。
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