先日は福岡市早良区より、サンバ、ボサノヴァ、ショーロなど、
ブラジル音楽のレコードの持込み(店頭)買取がありました。
ワールド・ミュージックは中村とうようさんが亡くなるまで、
ずっと聴いていました。
とうようさんが紹介するワールド・ミュージックの斬新さは、
どんなロックより新しかったです。
亡くなる2011年までワールド・ミュージックは聞いてましたが、
最近は時々、アフリカやアラブなどをチェックするぐらいです。
そんな私が選ぶワールド・ミュージック・ベスト5です。
1.「マラケシュでお茶を」
北アフリカの所謂「グナワ・ミュージック」のオムニバス。
グナワ・ディフュジオンなど、レッド・ツェペリンや
ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズを虜にしたグルーヴです。
ロバート・プラントもグナワ的なソロ・アルバムを出したり。
「砂漠のフェスティバル」にも参加してました。
レコード屋で最初聞いた時は衝撃的でした。
2.崔健「红旗下的蛋」
この人見た目は熱いロッカーみたいな感じですが、
やってることは「ノー・ニューヨーク」です。
そんな中サウンドの中にもちろん熱いロックもありますが、
これまたセンスが良い。
21世紀に入ると、なんとレイジみたいなハードコア・パンクやっていた。
そのサウンドは中国ロックとは思えないほど世界的に超越していた。
3.キング・サニー・アデ&ヒズ・アフリカン・ビーツ
「ライヴ・ライヴ・ジュジュ」。
アデは安かったので買ってみたが、
ミニマルなギターの洪水で、
血の気のある現代ミニマル音楽とも言えるサウンドに衝撃を受けた。
4.ロマ・イラマ「ブガダーン」
歌謡曲のようなサウンドに緻密なリズム。
それにのるボーカルとギター。
特にギター・ソロがたまらない。
癖のある味の濃いアジアン・スープのようである。
5.カラバオ「Nak Su Pu Ying Yai」
タイの大御所バンドの気合いの入った演奏。
でもタイ語がどこか抜けてる感じ。
それでもリード・ボーカルには説得力と味がある。
サンタナのギターをよりアジア色に染めたようなサウンドが、
非常に哀愁を感じさせ、どこか懐かしい感じがする。
でもサウンドは細かいリズムが刻まれる。
グルーヴのあるロックであり、歌謡でもある。
打楽器のリズムなど、欧米のバンドより刺激的。
カラバオはもっと上位にあげても良いバンドだ。
だから、写真はカラバオ。
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