今日はジャイヴが好きなお客様がご来店されました。
お買い上げされたタイニー・ブラッドショウのレコード。
名前はよく聞くけど、
ジャイヴのギタリストのタイニー・グライムスとごっちゃになる。
全盛期は、調べてみると「KING」録音だそうで、
「KING」というとR&Bとカントリーのレーベルのイメージが。
ヤードバーズやエアロスミスで有名な
「ザ・トレイン・ケプト・ア・ローリン」のオリジナルであり、
どちらかというと、ビッグ・ジョー・ターナーやワイノニー・ハリスの
ブルース・シャウターと同系列の存在だようです。
「ザ・トレイン・ケプト・ア・ローリン」は1951年録音で、
確かにこの時代の「KING」の音は、
シャウターであり、ロックンロールの元祖のようなサウンドです。
今日、お役様が買われたレコードはもっと古い1930-40年代の録音で、
もっと戦前ジャズ、ジャイヴ、スイング的な音でして、
ここでの声は甲高い感じで、
キャブ・キャロウェイやハーフ・パイント・ジャクソンのような、
アクが強いエンタテイナー的なボーカリストを思い出しました。
私的にはこちらの時代の方に非常に興味を持ちまして、
今、サブスクで聞いてますが、
これは個人的に好みの音。
CDかレコードで買うべき、コレクションに入れるものだと思います。
例の年代ごとに分かれてるレーベル「Classics R&B」シリーズを注文しました。
「1934-47 Tiny Bradshaw」です。
送料込みで1500円です。
今度の定休日、天神の「ジューク・レコード」に行こうかなと思っていますが、
こういう時にジュークに普通に置いてあったら、ちょっとショック。
やっぱり店頭で欲しいですよね。我慢しとけば良かったと。
意外にうちの店にあったりして。
でも、この手好きなので大概チェック済みですので、今は無いと思います。
ただいま、サブスクで聞いてますが、
なんだかんだで解説やクレジットも読めるCD、レコードは良い。
本当はレコードで欲しいのですが、
(最近レコードの音質の良さに目覚めている)、
この手のオリジナルはSPですし、まあCDでも十分いけるでしょう。
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