昨日は福岡市早良区からジャズやロックのレコードの持ち込み買取がありました。
最近パンクやローリング・ストーンズなどを聞いていたので、
ジャズを聴く機会がなかったのですが、
改めてパンク的なジャズとは何かと考えてみました。
すぐ思い浮かぶのはジョン・ゾーンでした。
その過激で実験的な音は面白いのですが、
「パンクの初期衝動」とは違う、
考えられた「メタ的」な音作りに、
「東京ロッカーズ」や「ノー・ニューヨーク」を感じることができませんでした。
チャーリー・パーカーとディジー・ガレスピーのライヴはどうだろう。
革新的なバップを生んだ二人の、
特にドラッグ等でハチャメチャで、
天才的なスピード感や創造性を持つパーカーだが、
「閃きの天才型」でピストルズやクラッシュのような初期衝動を感じることはない。
言ってみれば、動物的な野性本能で吹いている。
「思想」そして「破壊」、
パンクに一番近いのは
ジョン・コルトレーンではないか。
「ヴィレッジ・ヴァンガードのライヴ」では、
苛立ちを、なすがままに演奏にぶつけ、
エリック・ドルフィーと共に壮絶に散り行く姿に、
生々しいまでの迫力感じる。
エルヴィン・ジョーンズの破壊力と手数は
さらにこの二人を熱くします。
今、私が聞けるジャズはこの辺がやっとです。
その後聞いたスラッシュ・メタルのアンスラックスに心地よさを感じています。
ジャズをゆっくり聞ける余裕のある生活が欲しいです(笑)。
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