久留米市、糸島市、福岡市からレコードとCDの店頭買取がありました。
ジャズやサントラなど、ジャズはジャズ・ボーカルと日本のジャズを中心に、
私の好きなフレッド・アステアやジュディ・ガーランド、デビー・レイノルズなど、
ミュージカル・スターのレコードもありました。
主に1940年代から1950年代にかけてのレコードですが、
昨日、ネルソン・ジョージの「リズム&ブルースの死」を改めて読んでみました。
ルイ・ジョーダンのことを知りたかったからです。
ジョーダンはジャズ畑から出てきたR&Bの歌手だけあって、
聞いているとタイム感はR&Bの「間」であり、
ここに強烈なドラムを加えるとロックンロールが完成する。
ロック直前の音でありました。
それを成し遂げたのがビル・ヘイリー&コメッツや
ジャッキー・ブレストンのロケット88（アイク・ターナー）から始まるチェスのミュージシャン、
そしてニューオリンズ出身のドラマー、アール・パーマーが参加した
ずらりと並ぶミュージシャン（リトル・リチャード）などでした。
それからこの本によるとエレキ・ベースの存在が大きいと。
そのベースを使用したのが
ルイ・ジョーダンであり、ライオネル・ハンプトンだったということでした。
エレキ・ベースが前面に出ることで、
多数の管楽器で迫力を出す必要がなくなり、
ベースとドラムのリズム隊が主役となり、
そこで、ビッグ・バンドは後退していき、
スモール・コンポであるロックンロールやビバップ・ジャズが主役となります。
その一方で今回買取したスィートなジャズ・ボーカルやポピュラー歌手が、
強烈な熱を持ち、ヒップでもある、
ロック、R&B、ビバップ・ジャズに疲れた聴衆を癒す役割として担っていたのです。
ロック全般、ジャズ、ソウル、ブルースなどレコード、CD、
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