久留米市からジャズCDとレコードの買取が再びありました。
本日は久しぶりに常連DJさんとお話しして刺激をもらいましたので、
日頃そんなに聞かないけど、
なんとなく新しいサウンドを期待して聞いている新譜による
全米チャートの感想を。
ビヨンセの新作がかなり売れてます。
今回、というよりビヨンセ自体そんなに好きではなかったのですが、
今回は彼女の低いキーに合わせて「トニー・トニー・トニー」などで活躍した
ネオ・クラシック・ソウルのラファエル・サディークなどを起用して、
非常にクールでドスの効いたボーカルがこの手のサウンドと合うようです。
追伸
改めて、きちんとしたオーディオで「ルネッサンス」聴くと、凄くよくできてます。
アッパーな曲が殆どだが、ブラック・アフリカンのルーツにしっかり根ざし、
ベースとドラムがメインで進行していく。
グレイス・ジョーンズが参加しているらしく、
モデルでもあった彼女の2022年版を目指したかのよう。
現代版ハウス・サウンドらしいが、
どちらかというとドラムンベースのような感じがする。
ここ最近のポップ・ミュージックとしては最高傑作では。
先月ぐらいまではドレイクがチャートの中心でしたが、
今回はビヨンセと、ベテラン達が次々と良作を発表しています。
ビヨンセ、ドレイク共に、
ここ最近の暗めのヒップホップ・サウンドがメインのアメリカに、
ベテラン達がこれらのサウンドに違和感なく合わせて、
華を添えた感じで、これにより丁度中和されていて、
聞き応えのある音に仕上がっています。
しかしながら、変則ビートとイケイケなパーティー・サウンドがメインで、
刺激的で前衛だった2000年代から2010年代のようなサウンドが、
最近のヒップホップやR&Bから感じられないのは残念です。
ビヨンセの新作出来は良いが、これだったらメトロ・ブーミンが手がけたサウンド、
若者の切実さをラップから感じとれるダークな
フューチャーや21サヴェージの方が刺激的であるし、
ロディ・リッチもまた然り。
あまり好みではないけど。
でも、今のご時世こういうサウンドが流行ってるのは、
やっぱりコロナ以降だからですかね。
コロナ前のミーゴスなんかはエンタテイナーな感じがあったような。
ロック全般、ジャズ、ブルース、ソウル、ワールド・ミュージックなど
福岡、出張買取、持ち込み・店頭買取、日本全国、宅配買取致します。
福岡の中古レコード屋「アッサンブラージュ」。