糸島市からジャズのレコードの買取が段ボール3箱ありました。
また福岡市早良区へジャズやソウルのレコードの出張買取も行きました。
私、中古レコード屋さんなもんで、基本、古いレコードが好きなのですが、
新しい音楽もファッションの新しいモードを着る感じで、
最新トレンドのデザインが大好きなんです。
かと言って、熱心に新しい音を聴いてるわけでなく、
1990年代は新譜CDショップで働いてた時、
2000年代初めはMTV、2010年代はYouTubeのトップ50、
今はサブスクのヒットチャートが主です。
やっぱりブルース、ジャズ、オールディーズ、
エルヴィス、フィル・スペクター、ビーチ・ボーイズ、
ソウル、南部のロック、アトランティック・レーベルこの辺好きですので、
聴くのはアメリカのチャートがメインですね。
特によく聴き始めたのが、この仕事を始めた2005年。
会社辞めたので、聴く時間も増えて、
ネットの仕事をする時、適当に流していたのですが、
まず、最もプログレッシヴと思ったのが、
変則ビートの女性ラッパー、ミッシー・エリオット。
よくもまあこんな(良い意味で)気持ち悪いトラック作れるなと。
最後に花火を打ち上げるのが凄い。
続いて白人のアイドルながら黒人顔負けの変則ビートで、
最先端のトラックを作り上げていたのがジャスティン・ティンバーレイク。
この曲はティンバランドで、これをスマートに歌うジャスティンがかっこいい。
トラックは特に目立つことなかったが、ラッパーとして、
最高の個性を感じたのがリル・ウェイン。
とにかくこのころのウェインの活躍は凄く、
チャートの殆どがビートルズのようにランクインされてた。
フューチャーされてるT-Painのオート・チューンも新しさ満開で、
この頃流行ってましたね。
もう少し後になってウェインはクリス・ブラウンに客演して、
私が1990年代に最も好きだったラッパー、
バスタ・ライムズと究極の変則ビートの曲を作りました。
で、このウェインのレーベルから登場した真打がドレイクです。
ドレイクは即CDショップに探しに行きましたが、
まだ発売されてなく、仕方なくインディ盤を買った覚えがあります。
ウェインの「ヤング・マネー」のレーベルの音でクールに、
スヌープのようにラップするドレイクの登場で時代は変わりした。
そこからクールなサウンドがメインとなっていって、
僕の好きな変則ビートは消えて行きましたが、
そんな中、大御所がこれらを超越するような、
ゴージャスなサウンドを引っさげてシーンに復活しました。
メアリー・J・ブライジです。
ヒップホップ・ソウルの頃のメアリーに興味はなかったのですが、
ここでのメアリーはまるでアレサ・フランクリンの後継者のようでした。
それから10年以上が経ち、デスチャ時代からさして気にしてなかった
ビヨンセがかつてのメアリーのように今回「新ソウル・クイーン」の如き現れました。
彼女は高音は出ませんが、この新作は彼女のパワフルな低音をうまく使い、
ダンス・ホールやハウスやソウル・ジャズを駆使して、
大都会のドラァグクイーンのように、
最先端とアングラを行き来してるかのような傑作を作り上げたのです。
さて、今回はジャズの買取でした(笑)。
2000年代以降のジャズで最も刺激的だったのは、
北欧のジャズ・ランドのブッゲ・ヴェッセルトフトでした。
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福岡の中古レコード屋「アッサンブラージュ」。