ここ最近、福岡の当店では、買取、注文、来店などで、
日本でも有数のレコード・コレクターの方と交流があり、
「世の中は広い」としみじみ思います。
私自身、中古レコード屋を始める前は相当な自信があったのですが、
始めてみると、高校生がプロ野球に入団して、
全く通用しなかったような気分です。
まあ、そう言いながら中古レコード屋はじめて、17年経つので、
それなりに通用はしているのでしょうね。
福岡ソフトバンク・ホークスで17年目と言えば松田宣浩になるし、
もう大ベテランですよね。
でもこの世界は30-40年って店も多く、まだまだレコードの世界では若造です。
と言っても51歳ですが(笑)
さて黒人音楽、ソウル、ファンクのプロフェッショナルなレコード・ディガーが多い当店、
なかなか同業のお客さんと話しても、入荷が難しいこの辺りですが、
私もエルヴィス・プレスリーに2ヶ月どっぷり浸かっていたので、
久しぶりにレア・グルーヴを聞くことにしました。
YouTubeなどで簡単に聞けるのは良いのですが、
DJではないのでキラー・チューン1曲のために買うのも大変な高額。
だからCDを買うことに。
私、どちらかというと泥臭い黒いグルーヴが好きなので、
今回、個人的に購入した2枚は、いずれも黒人ギタリストのものです。
「インスピレーション・インフォメーション」シャギー・オーティス
これオリジナル・ジャケットで発売されてますが、
以前ジャケ違いで出てたものが500円ぐらいで発売されてたので、そちらの中古を買うことに。
リズム・ボックスを多用したサウンドはまるでスライやティミー・トーマスのよう。
初めて聞いた時、アル・クーパーと共演し、ジョニー・オーティスの息子で、
ロック畑のギタリストが、
こんな今で言うクラブ・テイスト溢れるサウンドを作っていたのがビックリでした。
「ビッグ・バッド・ボ」ボ・ディドリー
バイクのジャケが印象的なレア・グルーヴふうジャングル・ビートが再発されて、
800円ぐらいで売られていたのがビックリ!
あのジャングル・ビートはファンクと相性良く、
聞いて即欲しいとなったのですが、高価だったのが800円!
レコードは高いでしょうけど、CDは新品でこの価格!
皆さん、CDもデジタルリマスターされて良いですよ!
追伸 改めて聞くとブルース・ロック色が強く、
意外にチェスのブルース・アルバム的な雰囲気が強かったです。
この5年前に出ていた「ブラック・グラディエイター」の方が、
ガレージ・ファンク色が強く面白かったかも。
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