先日、宗像市でジャズのCDとレコード3500枚以上の出張買取に行ってまいりました。
CDがメインだったので、一日で無事に買取終了となりました。
ジャズと言えば、私が店でバーニー・ケッセルのアルバム
「Classic Kessel, Vol. 3: To Swing Or Not To Swing」を聴いていました。
西海岸ジャズの名手で録音技師のロイ・デュナンのが手がけた音質も良く、
暖かい昼間にぴったりのアルバムでした。
このアルバムで素晴らしいトランペットを吹くのが、
ハリー・“スウィーツ”・エディソンです。
ちょうど、来られていた常連さんが先日このエディソンのレコードを購入されてたので、
その美しい音色を二人で語っていたところ、
続いて250円レコードから持ってこられたのが、
ディーン・マーティンのオリジナル・アルバム。
ディーン・マーティンなんてさすがに今の世の中売れないのですが、
これがフランク・シナトラ一家だけあって、
西海岸のリプリーズからの発売で、
そこにバックに流れる的確で美しいギターの伴奏、
「この音聞き覚えあるぞ」とクレジットを見ると、
今聞いていたバーニー・ケッセル。
ケッセルはこの当時ジャズ・ギタリストでありながら、
売れっ子のスタジオ・ミュージシャンでもあります。
バーニー・ケッセルのレコードは国内番で1000円ほどしますが、
お客さんはケッセルのギターが全面に入ってるレコードを250円で無事ゲットしたことになります。
ちょっと思考を変えてみると、
ガイドブックなんかに掲載されてないレコードが素晴らしい作品であったりします。
これは今のDJの方たちが発掘して再発見された「シティ・ポップ」やら、
もう少し昔になると「フリー・ソウル」とか「サンプリング・ネタ」と同じ思考です。
形は違えど。ビートルズと同じレーベル(もちろんアップル)の
ビリー・プレストンの帯付き赤盤のレコードが、
100万円以上になるのもビートルズ・コレクターさん達の思考回路が行き着いた結果の値段です。
当店の250円のレコードにはこのような思考回路で見ると面白いレコードが埋まっています。
ぜひ、福岡のレコードやCDを買うなら、売るならアッサンブラージュへ。
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