福岡市西区からロックとソウルとジャズを中心としたレコードの買取がありました。
非常にセンスが良く面白いレコードばかりです。
ファンカデリック、トーキング・ヘッズ、ジェイムス・ブラッド・ウルマー、
スティーリー・ダン、プリンス、ウォー、電化マイルス・デイビス、
その他色々1970年代後半から1980年代前半の洒落て尖ったレコードの数々です。
この辺、私50代前半から見ると、ひと昔前に尖っていた音楽で、
1980年代後半に熱心に音楽を聴き始めたころ、
「ミュージック・マガジン」の古本など全部買って、
得点の高いものや、好みの評論家のお勧めレコードを探していたころ出会った名盤です。
今のように簡単に聴けるネット環境など無いので、
必死に福岡中のレコード屋を回って探して買ってました。
ジェイムス・ブラッド・ウルマーなんか「パンク・ジャズ」って何?
ジャズって上品な音楽なのになぜパンク?
それでデカい黒人男性が汗だくだくでギターをかきならしているジャケ?
もう興味津々でたまらなかったです。
ジャズの概念を吹き飛ばしてくれたロフト・ジャズ、パンク・ジャズは、
その後、福岡のブルーノートで観たヴァーノン・リードのギターで頂点へ。
元々デファンクトのメンバーで、ジャズ・ギタリストであったリードは、
一時期はレッチリらと並ぶミクスチャー・ロックの注目バンドとして、
黒いメタル・バンド、リヴィング・カラーを結成しました。
その福岡でのライヴのベース奏者でリーダーがジャック・ブルースでした。
昨日、ジャック・ブルースらとUKハード・ロックを牽引したジェフ・ベックが亡くなりました。
彼のジェフ・ベック・グループはソウルに影響を受けて、
その後メンバーはリンダ・ルイスのバック・バンドでもあるハミング・バードやら、
プロデュースがブッカーTだったり、
「ワイアード」なんかで活躍したドラマーが、
ソウル・プロデューサーとして一世を風靡したナラダ・マイケル・ウォルデンだったり、
カクタスやヴァニラ・ファッジで、私の大好きな黒いグルーヴを奏でるリズム隊である、
ティム・ボガートとカーマイン・アピスとバンドを組んだり、
盟友が何と言ってもUKブルー・アイド・ソウルの第一人者であるロッド・スチュワートであるところに、
ベックは本当に黒人音楽、特にソウルが好きだったのでしょう。
私のジェフ・ベックのフェイヴァリット・ナンバーは
「ブロウ・バイ・ブロウ」の「Scatterbrain」
「ゼア・アンド・バック」の「Star Cycle」
アルバムとしては「ワイアード」ですかね。
ジャズ、ロック、ソウル、ブルース、R&B等のレコード、CD、買取、出張買取、
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