福岡市早良区からジャズ・ジャイヴ・ジャンプ・R&B・ロックンロールの
レコードとCDの持ち込み買取がありました。
この辺り私の大好物であり、
すぐに聴くことに。
先ずは「マーキュリー・レコード」のオムニバスCDです。
1945年にシカゴで発足し、ジャズ・レーベルとして「エマーシー・レコード」を立ち上げ、
パティ・ペイジ、プラターズ、ルイ・ジョーダンなどもヒットさせ、
ポップス・ファン、ジャズ・ファンにもお馴染みのレーベルです。
ファンクにも強く、オハイオ・プレイヤーズ、バーケイズ、ギャップ・バンドなどを輩出しています。
このオムニバスCDは発足当初のもので、
最初に出てくるピアノはアルバート・アモンズのブギウギです。
続いてはヘレン・ヒュームズ。
彼女はカウント・ベイシー楽団屈指の歌唱力の持ち主かと思います。
このCDを聞いたのはここまでで、本日改めて聞く予定です。
しかしながら「マーキュリー」は大メジャー・レーベルのイメージでしたが、
元々は黒人音楽に精通したシカゴのインディ・レーベルだったとは不覚にも知りませんでした。
フィリップスに買収され、現在はユニバーサルミュージック傘下として存在し、
キャノンボール・アダレイ、クリフォード・ブラウン、ヘレン・メリル、サラ・ヴォーン、
「マーキュリー」のロゴはレコードやCDを買取した時、常に目にします。
それらの理由で、大メジャーのイメージが特に強いです。
アルバート・アモンズやヘレン・ヒュームズというだけでも分かる、
黒人音楽に精通したハイ・センスなレーベルだけに、
CDを聞きながら、ライナー・ノーツを読むのが楽しみです。
クラシック・ファンにもマーキュリーは高音質なレーベルとして人気があります。
それと買取した中で注目はメンフィスの「サン・レコード」の黒人音楽だけのオムニバスCD。
こちらもエルヴィス・プレスリーら白人のロック・スターを輩出しながら、
ブルースなど黒人音楽に敬意を表しレコードを制作していたことは有名な話です。
マーキュリー、サン、共に黒人音楽のイメージは強くないのですが、
どちらも国内盤ですし、聞きながら、じっくり国内ライナーを読みたいと思います。
ライナーノーツは良いですね。レコードやCDの魅力の一つでもあります。
80年代後半に「ゴースト」でライチャス・ブラザーズがヒットして、大量の国内盤が出ましたが、
今時ライチャスについて知るには、ネットよりライナーの方が詳しいです。
昨日オデオン時代のビートルズのレコードのライナー読んでましたが、
ジョン・ポール・ジョージ、3人とも趣味が作詞・作曲だったりとか、
(リンゴにはさすがに趣味が作詞・作曲と書かれていない)
情報が少なく、ちょっと適当なところもまた面白いです。
いずれ面白い国内ライナーばかり集めたYouTube動画をあげたいと思っております。
ジャズ、ロック、ソウル、ブルース、R&B等のレコード、CD、買取、出張買取、
店頭(持ち込み)、宅配買取致します。
福岡市の中古レコード屋・中古CD屋アッサンブラージュ。