筑紫野市と福岡市西区から持ち込み買取がありました。
主に歌謡曲とロックでしたが、
今はリサイクル・ショップでもレコードを買取するんですね。
そちらを取りやめて、当店にレコードを持ってきて頂きました。
昔は郊外の古本屋なんかもレコードに金額なんて付かなかったのですが、
お客さん曰く「(某大物日本人女性歌手)この人は売れるから」とそれなりの金額だったそうです。
後は均一だったそうです。
今までの中古レコード屋の傾向から行くと、
その女性歌手はCDは売れるけど、レコードは在庫過多で、売れない歌手です。
現在でもうちのような洋楽マニアが集まるレコード専門店では、
その女性歌手のレコードは沢山安く販売しています。
それで、うちの店で値段が付いたのはインドのシタール奏者や、
古い日本の某ロック・バンドのメンバーのソロ・アルバムでした。
話は変わって、昨日、お客さんと50-60年代のジャズとニューオリンズのR&Bを聞いていたのですが、
お客さんが、ふと「エレキ・ベースを使い始めたのはいつ頃からだろう」と話になりました。
確かに、ジャズは60年代もずっとウッド・ベースですし、
ロックでもエルヴィスやバディ・ホリーの動画観てもウッド・ベースです。
物の本を読んでいると、1950年代後半ぐらいから自然とエレキ・ベースになっていったと。
有名どころではモータウンのジェームス・ジェマーソンあたりからだと。
ビートルズもストーンズもベンチャーズもエレキ・ベースですよね。
それが1960年代前半だから、この辺でロック/ポップスは完全にエレキ・ベースが主体です。
どなたかエレキ・ベースの元祖を教えてください。
ふと1960年代以前の音楽の響きの良さはウッド・ベースが主体だからではないかと思いました。
昨日お客さんと視聴したニューオリンズのアーニー・ケイドー、R&Bのレイ・チャールズ、
ジャズのウォーン・マーシュ(リズム隊はポール・チェンバースとフィリー・ジョー・ジョーンズと当時屈指の黒人コンビ)、
ウッド・ベース、ドラム、ピアノ、管楽器など、
黒いディープなサウンドとアコースティックな音の抜け具合のバランスが最高なのです。
このように当店ではディープな音楽や音楽談義を繰り広げてますので、
ぜひ、福岡の古いロック、ジャズ、ソウル、R&B、ブルース
パンク、ヘヴィ・メタル、ニュー・ウェイヴ、日本の古いロックなどのレコード、CDは、
当店アッサンブラージュへお売りください。