先日、福岡県春日市からロカビリーのレコードの買取がありましたが、
ロカビリーといえばエルヴィス・プレスリーです。
彼の衝撃的で素晴らしい映画が公開されて1年が経とうとしています。
ここで、エルヴィスを改めて聞いていこうと、
まずは1954年から1957年で好きな曲をあげていきましょう。
1.ザッツ・オール・ライト
「ほとばしる初期騒動、これぞ原点」
2.今夜は快調！
「こんなに黒っぽい歌い方をする白人はいない！ギターも見事」
3.ベイビー・レッツ・プレイハウス
「オープニングのベースと共に、エルヴィスの暴走するベイビーな曲」
4.ミルクカウ・ブルース・ブギ
「こんなスピーディーな曲今まで音楽の歴史でなかったと思う。天才」
5.お前が欲しくて
「ブルージーな歌い方から一転サビでテンション上がるところ快感！」
6.お日様なんか出なくても構わない
「天才的な節回しで歌詞が多い曲をクールに歌いこなすテクニック！」
7.ブルー・ムーン・オブ・ケンタッキー
「典型的なサン時代のロカビリー。これが7位とは」
8.アイ・ラヴ・ユー・ビコーズ
「ため息が漏れそうなほどの名バラード。エルヴィスのアコギも良い味だしてます」
まあサン時代はほとんどの曲が良いのですが、絞って8曲。
スピーディーな爆発する魂、若さ溢れる勢い、
それでいて、究極のボーカル・コントロール。
大谷翔平みたいだ（笑）
向かうところ敵なし。
ドラムレスがかえって、エルヴィスの突っ走るボーカルを目立たせる。
スピードは160キロはゆうに超えている！
RCAに移ってからの「エルヴィス登場」「ゴールデン・レコード第1集」からです。
1.ハート・ブレイク・ホテル
「エルヴィス流ブルース」
2.ブルー・スエード・シューズ
「後半のヤーとベイビーのシャウトはロック史上最高のもの」
3.冷たくしないで
「こんなクールな曲を1位にするとは」
4.監獄ロック
「リーバー＝ストーラーの完成形」
5.ハウンド・ドッグ
「吠えるエルヴィス怒りにみちたパンク魂」
6.ワン・サイデッド・ラヴ・アフェア
「エルヴィス本人も大好き。ボーカルのテンションがやばすぎ」
7.ラヴ・ミー・テンダー
「屈指のラヴ・バラード。アップが良すぎてこの順位」
8.アイ・ウォント・ユー、アイ・ニード・ユー、アイ・ラヴ・ユー
「情熱溢れるソウル魂が爆発する絶唱」
RCAに移ってからドラムがついて、チェット・アトキンスや、
リーバー＝ストーラーなど大物たちがバックアップして、
音もよりR&B色が強くなりました。
僕は基本、1970年代の「エルヴィス・オン・ステージ」から入ったのですが、
エルヴィス以前のブルースやR&B、カントリーを散々聞いた後、
再び1950年代へと戻って、聞き始めたところ、
これらの要素を持ち合わせながら、
彼特有の鋭利でパンクな歌唱と、素晴らしいボーカル・コントロール、
けっして、黒人の模倣にならない、個性が溢れています。
続いてセカンド・アルバム「エルヴィス」「ラヴィング・ユー」「クリスマス」から。
1.陽気に行こうぜ
「突っ走る様はサン時代からなんら変わりない！」
2.恋がかなった
「彼の大好きなアーサー・クルータップのカバーをエルヴィス流ブルースで」
3.ブルー・クリスマス
「クリスマスまでブルースにする白人がいたのか」
4.クリスマスは我が家で
「エルヴィスの優しげな歌声が聖夜を感じさせる」
5.サンタが彼女を連れて来る
「クリスマスをパンクにした傑作」
6.恋は激しく
「さまよう青春のボーナス・トラックに収録されたブルース。ドラムとギターが大迫力」
7.ミーン・ウーマン・ブルース
「サビに入る前の手拍子からギター・ソロと2番のエルヴィスのシャウトがイカしています」
8.ゴット・ア・ロット・オブ・リヴィング
「声がひっくり返るところがエルヴィスの歌のうまさを感じさせる」
RCA録音も素晴らしいですが、
サン時代のランキングに漏れた「ミステリー・トレイン」とかの方が良いんですけどね。
なぜか8曲づつのランキングになりました。
以上、続きはいつになるか分かりませんが、
パート2をお楽しみに！
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