先日は福岡市西区の当店で、
ロックやブラック・ミュージック全般のCDの持ち込み買取がありました。
CDの買取は郊外の大型ショップが買取をやめてるとこも多く、
当店への買取依頼も多いです。
ただ、どうしても名盤や人気盤を持たれてる方が多く、
今のサブスク・レコード全盛の時代となると、
名盤・人気盤は在庫過多になってしまい、買取査定が低くなってしまいます。
「これがレコードだったら相当な査定額ですよ」。
まさかこんなレコード全盛の時代がやってくるとは夢にも思いませんでした。
ここ最近の買取で、CDで高額の査定額になったのは、
ブルース500枚、URCなどの日本のロック・フォーク100枚、
ジャズ3000枚などです。
やはり、専門分野に特化したCDコレクターさんからの買取は、
CDでも珍しいものが多いです。
私のようにCDを集めてる者にとって、安く買えるのは嬉しいですが、
商売としてみると、非常に厳しい。とても複雑な気持ちです。
ちなみに私は中古レコード屋を始める前は、
CD、レコード関係なく音源を集めてました。
先日、福岡の放送局、RKBテレビで、
昨年お亡くなりになった松本康さんと
「ジュークレコード」を振り返る特番をやっていました。
当店の目標は、
松本さん曰く「音楽の図書館」を目指した「ジュークレコード」と、
赤坂のビルの谷間にあった狭い店舗に、
歌謡曲のレコードがぎゅうぎゅう詰めだった「田口商店」、
この二つを合わせたような店にしたいと思ってますが、
今の世の中、インターネット販売も併用しないとやっていけないので、
名盤・レア盤のレコードはネット販売がメインです。
ただ、最近は店舗にもそれなりの面白いレコードを持ってきていますので、
そこまで期待せずに(笑)ご来店お待ちしてます。
松本さんの番組で仰ってた
「これだけのレコードやCDを集めるのにどれだけ苦労しているのか」
「『在庫残ってますね?』と問われると
『売れた後、頑張って意地で補充してるんだよ』って、
こめかみピリピリしながら笑顔で返していましたよ」
レコード屋はじめて、お気持ち凄く察します(笑)
ロック全般、ジャズ、ブルース、ソウル、ワールド・ミュージックなど
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福岡の中古レコード屋「アッサンブラージュ」。