福岡市城南区から福岡市西区の当店へ、
日本のロックや昭和の歌謡曲のCDの持ち込み買取がありました。
最近はCDの買取が多いです。
レコードの買取もぜひ、お待ちしております。
話は変わって、相変わらずエルヴィス・プレスリーばかり聴いておりますが、
今日はエルヴィスがカバーしたミュージシャンを紹介したいと思います。
これは前回買取したブルースのCDや、
当店に入荷してきたレコードなどで聴いたミュージシャンが主です。
参考文献は「レコード・コレクターズ1992年9月号」です。
「アーサー・クリューダップ」
この人は1940年代のブルースマンですが、
エルヴィス曰く「ミシシッピのロウダウン・シンガー」だと。
エルヴィスが1960年代半ばから後半にカバーした、
白人のスワンプ・シンガーである、
トニー・ジョー・ホワイト、ジェリー・リード、ボブ・ディランなんて、
まさに「ロウダウン・シンガー」だと思います。
50年代にお手本にできる白人シンガーがいないエルヴィスにとっては、
最良の人物だったのではと思います。
録音はブルーバード/ヴィクター。
「ジュニア・パーカー」
今回メンフィス・スリムとその相棒のギタリストであるマット・マーフィーを買取しましたが、
その弟であるフロイド・マーフィーと共にサンに残したのが「ミステリー・トレイン」です。
スコッティ・ムーアのギターもフロイドを意識したものらしく、
パーカーのサウンドもかなりエルヴィスに近い。
写真に載せた買取したCDはギターはパット・ヘアになってる。
ハーモニカはジェイムズ・コットン。
デューク時代よりサンのドライブするグルーヴある方が、
エルヴィス・ファンにはレーベルも同じだしオススメ。
デューク時代の重みのあるサウンドも魅力だが。
もちろん出身はミンフィス。
「チャック・ウィリス」
歌い手としては最もエルヴィスと同じような色気を持つのが、
このR&Bシンガーだと思います。
同じアトランティックのクライド・マクファターも魅力的ですが、
情に訴えかける点では、このウィリスの方が心に染みます。
抜群の歌唱力で、懐の深い天才歌手ですが、残念ながら早く亡くなってしまいました。
「ビッグ・ママ・ソートン」
「レイ・チャールズ」
この偉大な二人のカバー「ハウンド・ドッグ」と「アイ・ガット・ア・ウーマン」は
エルヴィスのヴァージョンと甲乙つけがたい。
共に完成されたR&Bの名曲を、凄みと余裕を持ちながら歌う二人の黒人歌手、
それをパンクのように破壊的にしたエルヴィスの爆発力、
こんな名曲を自己流に解釈してアレンジしたエルヴィスのセンスに脱帽です。
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店頭(持ち込み)、宅配買取致します。
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