ようやく大量買取したブルースやサザン・ソウルのCDをネット販売始めました。
(店舗ではまだです。ごめんなさい)
ジャズのCDや和モノ・シティポップのレコードはアジア人が大量に購入するのですが、
今回、見事に、アジアの代理店からの購入が「0件」でした。
20年前ぐらい韓国旅行に行った時、若者が集まる街のレコード・CDショップに行ったのですが、
フリー・ジャズがやけに日本より充実していて、
日本ではカウンター・カルチャーとしてロックやパンクが盛んだった変わりに、
韓国ではフリー・ジャズなどがカウンター・カルチャーの役割を担っていたのではないかと思いました。
中国では基本、ロックはごく一部で、香港も台湾も歌謡文化ですので、
欧米音楽となるとジャズになるのではと思います。
そう考えるとロックのルーツとなるブルースはアジア圏で集めてる人は少ないと思います。
今回、ブルースの注文の殆どが日本人だったことで、検証の一つのになったのでは。
最近、世界で流行りのシティポップにしても、ブルース色は皆無に等しく、
ブルース・ファンとしてはとても残念です。
エルヴィス・プレスリー、ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、
彼らは黒人音楽であるブルースを基本にロックを作り上げました。
昨年映画「エルヴィス」が公開されましたが、
クイーンを題材にした「ボヘミアン・ラプソディ」ほど話題になりませんでした。
楽曲「ボヘミアン・ラプソディ」に関しては、あれだけの構成力に圧倒されますが、
オペラを題材にした白人寄りの音楽です。
対するエルヴィスは黒人音楽を白人が歌ったものなので、もちろん黒人音楽寄りです。
鑑賞音楽としてブルースを基本としたロックが少数派になっていくのは、
「ティックトック」や「タイパ」が流行る時代では仕方ないですね。
若い人はかったるいブルースをあまり聞かないと思います。
反面、高齢化社会だから、今後ブルース流行るかも。
先日、福岡で放映された「ジュークレコードの時代」で女性スタッフさんが、
ブルース・マニアの方が「ブルースを聞け」と押し付けるのを
「ブルース・ハラスメント」と仰ってました。
「ブルハラおやじ」にならぬようブルースの素晴らしさを広めて行けたらと、
福岡「ジューク・レコード」無き後、当店「アッサンブラージュ」は、
ブルース、R&B、ソウル、ジャズ(ジャイヴ/ジャンプ)普及に頑張りたいと思います。
その為には皆様、ブルース、R&B、ソウル、ジャズ(ジャイヴ/ジャンプ)の
レコード、CDお売り下さい。現在、棚がスカスカです(笑)
ロック全般、ジャズ、ソウル、ブルースなどレコード、CD、
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