福岡市西区からジャズ・レコードの持ち込み買取がありました。
最近はジャズはあまり聞いてませんが、
お客さんが視聴したり、車のオーディオのCDに入っていたりと、偶然聞く機会がある。
その中で気に入ったジャズを書きます。
車の中でマイルス・デイビスの「バグス・グルーヴ」を聞きましたが、
「エアジン」を聞くとマイルスの統率力が素晴らしく、ソロや曲の構成が、
後の「カインド・オブ・ブルー」に繋がるものがあると思います。
出だしの短めのラテンふうのソニー・ロリンズのサックスからのフレーズがまずかっこいい。
ホレス・シルヴァーのピアノが後のビル・エヴァンスのように控えめで良い味をだしている。
文献によると、ロリンズが「アフリカに由来するジャズの起源」と作った曲で、
最初のロリンズのアフロ・ラテンふうフレーズはそれを象徴するものだ。
お客さんの視聴でチャーリー・クリスチャンの
「ミントンハウスのチャーリー・クリスチャン」を聞きました。
「バグス・グルーヴ」よりも13年の前の録音ですが、
ドラムは共にケニー・クラーク。
このクラークの強烈なオフ・ビートがモダン・ジャズを作った。
どのドラムをかいくぐるようにクリスチャンのグルーヴのあるギターと、
ディジー・ガレスピーのトランペットが延々と長いソロを取る。
次のセロニアス・モンクしかり。
これだけの長いソロ・プレイで聞くものを惹きつける。
時代が80年経とうが、1941年のジャズの方がヒップにクールに聞こえる。
私は楽器は全く弾けないけど、
クリスチャンは時々、高音で弾いてるに突然低音になる。
流れるようなフレーズにそのようなトリッキーな音を入れてくるのを聞くと、
まるで野球のピッチャーが投げるようなチェンジアップのようで、
聞くものを幻惑させる。
バップの時代は同じチャーリーが付くチャーリー・パーカーがいたが、
二人のプレイをじっくり聞ける暇がほしい。
あとブルーノートの10インチ・レコードでのモンクとミルト・ジャクソンとかですね。
ジャズを聞くには店では忙しすぎる。
でも忙しいぐらいお客さんの来店、レコードの買取お待ちしてます。
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