福岡市西部以外の中古レコードやCDの買取が減った
福岡市早良区からロックのレコードやCDの持ち込み買取がありました。
福岡市西区にある当店には、グーグルが性能が良くなったのか、検索すると、当店が上位に来るのは、西区、早良区、城南区、糸島市と、殆ど福岡の西側からの買取ばかりです。
以前は南区、博多区、東区、中央区、大野城市、春日市、宗像市、古賀市、久留米市、飯塚市、北九州市からの買取も多かったのですが、それでも当店得意のルーツ・ロック、ジャズ、ブルース、ソウル、R&Bに関しては福岡県外からの問い合わせもありますので、ぜひ、福岡県内でそのようなジャンルのレコードやCDのコレクションを売りたい方はご連絡頂ければ、買取お伺いさせていただきます。
最近は買取が少ない時期であり、色々な中古レコード店が福岡多すぎて、そのための対策として、サイトの更新などに忙しく、あまり映画を観れてないですが、好きな映画は何度も観ます。
今年の10月は私の子供の頃からのアイドルだったアントニオ猪木の映画「アントニオ猪木をさがして」を何度か観に行きたいと考えています。
RCAがエルヴィスを取れたのは資金力
昨年はエルヴィス・プレスリーの伝記映画「エルヴィス」を映画館に4回観に行きました。
ところで、エルヴィス・プレスリーですが、先日福岡市の当店に佐賀県からジャズ・レコードと共に持ち込んで大量のエルヴィス・プレスリーのレコードとCDを買取して以来、再びエルヴィスにハマっています。
何かエルヴィスに関する面白い情報はないかと、私が大好きな「アトランティック・レコード」のプロデューサーであるジェリー・ウェクスラーの自伝本「私はリズム&ブルースを創った」の索引からエルヴィスを探し出してたところ、サン・レコードはエルヴィスを手放す時に、アトランティックも入札をしていたらしいですが、資金の多いRCAに取られるのは諦めていたらしく、しかしながらウェクスラーはエルヴィスのカントリーと黒人音楽をミックスした歌い方に心底惚れ込んいたようです。
確か大滝詠一の「アメリカン・ポップス伝」によると、エルヴィスの曲(タイトル失念)を制作した人物がアトランティック最初の白人ロック・シンガーで、エルヴィスに続けとばかりロックンロールを出しましたが、見事失敗に終わったと。
大滝さんは故にエルヴィスの能力の高さ、本人のアレンジ能力を絶賛しておりました。
ちなみに佐賀県からレコードを売って頂いたお客さんはエルヴィス・プレスリーとBLUE NOTEを中心としたジャズとは別に書籍「アトランティック物語」を売って頂きました。
お客さんのコレクションにはソウル、R&B、ブルースもお持ちだったのだろうと推測します。
なんと私好みのレコード・コレクションでしょう(笑)
「中古レコード」は単純な「商品」ではない
私もYouTubeチャンネル持ってますが、地道に2年で登録者が400人近くなっています。
最初やる気がなくて始めましたが、ちょうどお酒のツマミになるぞと考えて好き勝手なことを喋ってるだけであります。
先日、人気の中古レコード屋店長の「パラダイス・レコード」の動画観ていましたが、レコードへの熱量が凄い。
最終的に仰ってましたが「サブスクで色々な音楽を聞くのが一番」これが納得です。
中古レコード屋だから、レコードへの拘りが凄いと思われがちですが、私は聞ければ何でも良いタイプで、商売的にレコードが売れるのでレコード販売していますが、これがCDであれば、CDをプッシュしますし、サブスクだと小売は商売にならないので、レコードとCDの販売をしております。もちろん新品を扱うのが一番良いのですが、新品のレコードやCDの利益率は無茶苦茶低いので、中古レコードや中古CDを扱ってます。
この中古レコードというニッチな商売でのんびりやっていた時にやってきた「レコード・ブーム」。
よく分からない大企業がいきなり中古レコード分野に入り込んできて、これに対抗するためにビジネスのことばかり考えていて「なんでこんなことばかり考えて、肝心の音楽を聞く暇が無いのだろう」と。
そんな中、この「パラダイス・レコード」の動画と、昨日来られた元中古レコード屋さんの常連のお客さんとマスター・テープの話なんかになって、正直、私はレコードやCD制作について、興味はありますが、全く機械オンチなんので、理解できないことが多く、結局「パラダイス・レコード」の店長さんが仰ってた「自分好みの音源探しの耳」に頼るしかないと。
ビジネスも音楽も感性、自然のままが良いと考えて、音楽を聞いて「ハッ!これは凄い」と居ても立っても居られない状態ってあるじゃないですか。
あの興奮状態に至るまで、ビジネスもガムシャラに現在、コンサルタントさん入れたり、サイトのデザイナーさんの意見を聞いたりと、試行錯誤して、その中から感性に響いたものをチョイスしています。
結局、私が音楽好きになったのは、感情を揺さぶられたからであり、アトランティック・レコードのジェリー・ウェクスラーも感性の赴くまま、その感覚をビジネスに取り入れたので成功したわけで、アトランティックも結局初期はインディなんで、今の私の立場と変わりがないようなもので、この感性を大事にして、音楽やビジネスに関わっていきたいと思っています。
音楽で培った感性で、ビジネスも感性を大事にして、「レコード・ブーム」は「ブーム」なので終焉はやってくるし、そのブームが去った後まで考えて、自分の信じるルーツ的な音楽のレコードやCDを買取・販売していきたいと思います。
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