ここ最近は雨が続いています。
客足も鈍く、レコードやCDを売りに来られる方も少ないです。
福岡市早良区、大野城市レコードCD買取
このような悪天候の中、福岡市早良区の常連さんや、大野城市のお客様からレコードを200枚ほど持ち込み買取して頂きました。
ありがとうございます。
個人的にはdポイントが溜まっていましたので(当店でもd払い使用できます)どんだけレコードを買取・販売したか分からないのに手元にない(笑)、山下達郎の「FOR YOU」とパーラメントの「マザーシップ・コネクション」を購入しました。
それと、もう35年ほど通っている赤坂の老舗中古レコード店「田口商店」でジャズのアート・ファーマーの「ブルースをそっと歌って」を購入しました。
アート・ファーマー「ブルースをそっと歌って」
この「ブルースをそっと歌って」は1965年録音ですので、時代はハード・バップ期も終わり、いよいよフリー・ジャズやロフト・ジャズ、またCTIなどのフュージョンの時代に行くところですが、その時代の先端を行くアルバムに仕上がっています。
さすがは信頼のアトランティック・レコードです。
要するにスティーヴ・キューン・トリオの新しさにファーマー=ゴルソンのジャズテットが加わり、ファーマーもフリューゲルホルンで北欧の曲を演奏した「スエーデンに愛をこめて」の翌年であり、その後ヨーロッパで録音するスティーヴ・キューン・トリオとファーマーが、黒人音楽を代表するアトランティック・レーベルで、フリー・ジャズ・前衛を代表するカーラ・ブレイの曲をやると。
これら4つの要素が重なり合い、ECM、フリー・ジャズ等のヨーロッパ的なアカデミックなジャズが主流になる過渡期のレコードとして、見事な作品に仕上がっています。
アート・ファーマー、髭のおじさんのイメージだが、実は色々とモダンな取り組みを行いながら、淡々と吹くトランペットに哀愁をも漂わせ、単なるよくあるモダン・ジャズじゃない人である。
ロック全般、ジャズ、ブルース、ソウル、ワールド・ミュージックなど、レコード、CD、福岡、出張買取、持ち込み・店頭買取、日本全国、宅配買取致します。
福岡の中古レコード屋「アッサンブラージュ」。