流行に流さないレコードの買取を
先日、気になるニュースがありまして、老舗の中古ポケモンカード・ショップが倒産したとか。
うちの子供もポケカにハマってた時があって「これ凄い価値があるカードだよ」とネット画像で見せてくれました。
そのニュースのコメントを見ると「投資目的で購入したが、ポケカは単なる紙だし、これだったら時計や貴金属の方が価値を感じる」と。
多分、原因は、大量のポケカ買取店の増加による競合店の増加、それによる買取価格の沸騰、プレミア品の価格下落によるかと思います。
これはレコードにもそのまま当てはまりますね。
このような「投資目的 レコード」でSNSを検索したら、かなりの数が出てきます。
「最近シティ・ポップに陰りが出てきた」
「キング・クリムゾンやピンク・フロイドの帯付きレコードを早く売ろう」とか。
まあ、当店も商売なので、その流れを見ながら査定してますが、やはりルーツ・ミュージック、名盤、質の高いレコードなど、流行に流されないレコードやCDをきちんと買取していくのが一番だと思っております。
けっして「ジャズの超レア盤、ビートルズの半掛け帯、高価買取!」などとは書いておりません。
一枚ずつ丁寧に見てきます。
もちろんレア盤もきちんと査定します。
ポケカもポケモン好きな子供達に行き渡ると良いですね!
ジェフ・ベックから繋がる様々なレコード
話は変わって、最近、好きな音楽は色々なところでルーツやメンバーなどが繋がる楽しみを実感しております。
4月からずっとルイ・アームストロングの1928年録音を聞いてましたが、ギターで共演していたロニー・ジョンソンのブルースを聞いてると、この人はジャズとブルースの架け橋だと感じ、そう考えると、最近、第一期ジェフ・ベック・グループにもハマってるのは、ベックも後にジャズとロックの融合でフュージョンを代表するロック・ミュージシャンになったから、ロニー・ジョンソンとベックに同じ匂い感じたのではと思いました。
またローリング・ストーンズの「ラヴ・ユー・ライヴ」にもハマっていて、この作品はロン・ウッド加入間もないころで、ストーンズのブルースを基本にした雑多なロックは、ブルースやR&Bを下地としたジェフ・ベック・グループやフェイセズで培ったロンの感覚と近く、コンビネーションは荒削りながら、加入直後ならではの面白くスリルのある演奏となっており、ここでもストーンズとベックが繋がりました。
こんな感じで、投資目的でレコードと接するのではなく、「音」としてレコードやCDを楽しむのが何よりも重要だと考えてます。
ただ、実際のところ、ルイ・アームストロングは人気がなく、ジェフ・ベックも在庫過多で、そんなに高くないのですが、それなりにギリギリのところで査定致しますので、ぜひ、福岡の音楽好きな方は当店アッサンブラージュにレコードやCDをお売りください。
国内盤、輸入盤問わず、ジャズ、ロック、ソウル、ブルース、R&B、ワールド・ミュージック、日本の音楽などのレコード、CD、買取、出張買取、店頭(持ち込み買取)、宅配買取致します。
福岡市の中古レコード屋・中古CD屋アッサンブラージュ。