福岡県糸島市への出張買取
先日は福岡県糸島市にパブ・ロックや60年代から80年代ソウルのレコードを出張買取に行きました。
真夏の倉庫での買取で、アイスクリームをいただき美味しかったです。
ウィルソン・ピケットのオリジナル盤
さて、昨日は久しぶりにソウルのオリジナル盤のレコード・チェックで全盛期のウィルソン・ピケットのオリジナル・アルバム「WILSON PICKETT THE WICKED」を聞きました。
やはり1967年とサザン・ソウルが生まれた頃に、その音を作り上げたアトランティックのアリフ・マーディン、ジェリー・ウェクスラー、トム・ダウドによるリック・ホールのフェイム・スタジオでの録音は凄まじいです。
こういう大迫力のサウンドを聞くと、家でじっくりサザン・ソウルのレコードをオリジナル盤で聞きたくなります。
なんか、こうバウンドする玉のように勢いよく弾けていて、音圧が凄く、生々しい。
1967年なのに、今、そこで歌ってるかのような声、演奏、アトランティックの全盛期、聞き終わった後は、暴風雨が過ぎ去ったかのように、ホッとするような安心感と脱帽感を覚える音楽です。
今の自宅のオーディオ・ルームはYouTubeをAVアンプでスピーカーに繋げて聞いてますが、この迫力、臨場感、音の伸びはレコードでしか味わえず、それもオリジナル盤だからこそもありますので、オリジナル盤をありがたがる気持ちが凄く分かります。
続いてサム・クックのRCAからの「THE BEST OF SAM COOKE」。
US盤で、中央にニッパー犬だけに、1960年代のものだろう。
こちらはピケットほどの破壊力がないので、CDでも良いかと思いました。
サムやエルヴィスなど甘い歌声はデジタルで聞いても良い感じで、大手レーベルRCAだけに、インディ・レーベルだったアトランティックほど尖ってなく、大衆に幸福を感じさせる音です。
アトランティック・レコードのCD
その後、アトランティック・レコードのソウル・オムニバスCDを聞きましたが、こちらはアタックが強く、レコードのようなまろやかさにはかけますが、よりオリジナルに近い音で、アトランティックのパワフルな音楽の魅力を伝えてくれました。
現在、アトランティック・ソウルのCDは、状態が悪いと、オムニバスでは、250円で販売してるものもありますので、より良い音で、お金をかけずにソウル・ミュージックを聞きたい方は、オリジナルに、うん千円かける気持ちは分かりますが、250円CDでも充分楽しめます。
このブログはイヤフォンではなく、スピーカーから音を出す前提で書いてますので、皆さん、よほどのオーディオ・マニア以外は、ソフトで聞いてると思います。
ファッションでレコード買うだけでなく、音楽自体をより良き音で聞ける環境を作って、CDも聞いてみましょう。
しかし、ウィルソン・ピケットの「アナログ・レコード」はジャケットと共に後世に残る「芸術品=アート」だと思います。
国内盤、輸入盤問わず、ジャズ、ロック、ソウル、ブルース、R&B、ワールド・ミュージック、日本の音楽などのレコード、CD、買取、出張買取、店頭(持ち込み買取)、宅配買取致します。
福岡市の中古レコード屋・中古CD屋アッサンブラージュ。