盆休みも福岡の中古レコード買取ります
お盆休み真っ只中、暑さ全開、さすがにレコードやCDの買取は少ないですが、お客さんにレコードをお勧めしたり、のんびり会話しながら営業中です。
お盆で福岡に帰省中の皆さま、レコードやCDの整理の際、ぜひ、当店へお売り下さい。
誠実・丁寧に買取査定致します。
先日ご来店のお客さんには、好みのサウンドが、テクノから、アンビエントでトラッドなものに変わってきたというので、ジャジューカ、ラテン・ジャズ、エキゾチックなモンド映画のサントラ、後期デューク・エリントンの極東ジャズなど、レコードをかけながら、うまくお勧めできたかと思います。
ジャジューカはモロッコの音楽で、ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズやレッド・ツェッペリンにも影響を与え、現代でもモロッコ音楽はグナワ・ミュージックなど、アフリカ、中近東、レゲエ、ヒップホップなどを取り入れながら、畝るようなグルーヴを作り上げています。
デイヴ・マーシュ箸「エルヴィス」
個人的にはエルヴィス・プレスリーの書籍でも定評のあるデイヴ・マーシュ「エルヴィス」を読んでいます。
現在、サン録音の辺りを読んでいますが、エルヴィスは幼少期からゴスペルに強く影響を受けたことが強調されていて、この書籍と一昨年の映画「エルヴィス」は、非常にエルヴィスのルーツを知るのと、ロックンロールとは何たるものかがよく分かります。
エルヴィスは「ロックとはゴスペルとR&Bだ」と語ります。
「ロックとは何か?」よく話題になる題材ですが、ロックの生みの親の言葉だけに誰もツッコめないですね!
ゴスペルのレコード
店内でかけていたエルヴィスのレコードからゴスペルのレコードへと代えましたが、お客さんと長話して、代えたことを忘れて、ゴスペル(スワン・シルヴァートーンズ)を聞いたら、「エルヴィスにここまで黒っぽいサウンドあったけ?かっこいい!」と思ってると、スワン・シルヴァートーンズに代えたことを思い出して、「エルヴィスが他のロックンローラーと違うのはゴスペルの唱法や高揚していく感じなのではないか」と感じ取り、その後自宅に帰って、ゴスペルのYouTubeを垂れ流しにしていたら、スピリット・オブ・メンフィス、ファイブ・ブラインド・オブ・ミシシッピ、ゴールデン・ゲート・カルテット、これらの1950年前後の録音が凄く良く、エルヴィスの起源を聞くようで、まさに天まで上がる気持ちになり、思わずネットでゴスペルのCDを3枚ほど注文してしまいました。
エルヴィスとゴスペル
エルヴィスがこのような黒人ゴスペル・コーラスを聞いてたか、もう一度読み直しますが、映画では幼少期に教会へ行き、黒人たちのゴスペルにトランス状態となるシーンが描かれてました。
エルヴィスは数多くのゴスペルを録音してますが、私、エルヴィスのゴスペルは、そんなに聞いてなく、エルヴィスをはじめとするメンフィスの当時の貧困層の白人と、ゴスペルの関わりをもっと深く知りたくなりました。
「エルヴィスは謙虚なクリスチャン」のイメージもあり、エルヴィスのゴスペルを聞くと、白人の賛美歌のように感じますが、白人層に向けての録音だし、エルヴィスのロックンロールにおけるワイルドな歌唱の奥には、あの自身のゴスペル・レコードだけでは感じ取れない、もっとリアルな黒人によるゴスペルがあるのではないかと思います。
国内盤、輸入盤問わず、ジャズ、ロック、ソウル、ブルース、R&B、ワールド・ミュージック、日本の音楽などのレコード、CD、買取、出張買取、店頭(持ち込み買取)、宅配買取致します。
福岡市の中古レコード屋・中古CD屋アッサンブラージュ。