レコード・ブームから定着に
最近、お客さんから「レコード・プレイヤー買ったのですが、こんな音楽が好きで、何かこれに近いレコードありますか?」と質問されることが多々あります。
それで、セレクトして、レコードかけて、購入される方がけっこういます。
また、仕事できた20代の若い営業マンが「今度レコード・プレイヤーを買います」と言って帰る方も数人いました。
「レコード・ブーム」ではなくレコードが定着してきた感じがします。
若い人はルーツ音楽に手が回らない?
私はR&B、ブルース、ソウル、ジャズ、ロックンロール、ワールド・ミュージックなどルーツ音楽が好きで、店の品揃えもこれらのジャンルを充実させた気持ちですが、今のレコード・ブームを率先する若いお客さんたちが、いきなりアトランティックのR&Bやチェスのブルースなんて聞くこともなく、辿り着くまで何年かかるか分かりません。
まだ私がこれらのルーツ音楽を聞き出した1980年代後半は、それらのジャンルが誕生してまだ30年ほどしか経っていなかったので、手が届くとこにありました。
今の若い人たちの30年前というとオアシスやスヌープ・ドッグなどになって、これらの1950年代のR&Bやブルースまで70年もの歳月があり、そこまで行き着くまで聴く人は、どんどん減っていくことになります。
実際、最近、その手のレコードの売り上げが落ちてきています。
ソング・サイクルの為にイベントを
そこで、よくお客さんと話すことは、これらの古い音楽を途絶えないよう、何かイベントとか出来ないか?ということです。
アイディアを話すのは楽しいですが、実際するとなると、腰が重い私。
皆さん協力するということですが、これに乗っかりたいところですが…。
40代だったらやってたと思いますが、コロナ後、50代になって、なんか凄く億劫になりました。
立川談志の昔のテレビで「どのようにして良い映画と出会えるのか」と質問に対し、談志は「先ず、自分で価値観が会う人を見つけて、その人の趣味を辿っていって、その中でも、自分で合う合わないを判断できるようになり、そこから沢山の映画を見れば良いのでは」こんな感じで答えてました。
私も古い音楽を後世に伝えるために、微微たるものですが、水先案内人になれればと思ってますが…。
福岡の店舗に来たらそれらのジャンルお話は暇あればしますよ。
ぜひ、ご来店お待ちしてます。
また、R&B、ブルース、ソウル、ジャズ、ロックンロール、ワールド・ミュージックなどルーツ音楽のレコードやCDをお持ちの方、ぜひ、当店へお売りください。
ルーツ音楽が充実した中古レコード店が減ってる中、後世に伝えるよう頑張りますので、買取も頑張ります!
国内盤、輸入盤問わず、ジャズ、ロック、ソウル、ブルース、R&B、ワールド・ミュージック、日本の音楽などのレコード、CD、買取、出張買取、店頭(持ち込み買取)、宅配買取致します。
福岡市の中古レコード屋・中古CD屋アッサンブラージュ。