福岡市西区、城南区、早良区レコード・CD買取
福岡市西区、福岡市城南区、福岡市早良区からロックや日本のロックのCDやレコードの持ち込み買取がありました。
才人アイク・ターナーにハマる
最近ハマってるのはアイク・ターナーのキングズ・オヴ・リズム手がけた仕事を60曲にまとめたCDです。
ロックンロール第一号と言われるジャッキー・ブレンストンの「ロケット88」から、エルモア・ジェイムス、ボビー・ブランド、B.B.キング、ハウリン・ウルフ、リトル・ミルトン、このCDでは未収録だがコブラ・セッションでのオーティス・ラッシュなど、主にピアノ演奏でブルース・ギタリストを盛り上げるのに一役買っており、ブルースのR&B化に大いに貢献している。
もちろんR&B歌手のバックでギターも弾きまくり、この1950年代前半のロックンロールが登場した時代、白人の若者にも行き届くほど魅力的なディープでブルージーでポップな黒人音楽の中核を成した天才である。
1960年代以降はアイク&ティナ・ターナーで一世を風靡し、ローリング・ストーンズやフィル・スペクターにまで影響を与えた才人であるが、映画「ティナ」でも描かれてる通り妻へのDVなどで、音楽界での評判は悪いが、R&B、ブルース、ソウル、ロック、この人が絡んだ音楽はディープでいながらコマーシャルで、このバランスを保つ黒人音楽は数多くあるが、その中でも抜きん出ていると思う。
今回買取したCDやレコードには福岡の「めんたいロック」もありましたが、このアイク・ターナーこそキャッチーでブルースなロックンロールの「めんたいロック」の理想形にピッタリと思いませんか?
追伸 この写真の2枚組は60曲だけど、このCDの倍ぐらい118曲収録の4枚組のCD-BOXを注文した。
この1951年から1957年の「キングズ・オヴ・リズム」がバックをつけたシングルのコンプリート集だが、彼らの「ロケット88」ロックンロール第一号かどうかは分からないが、このR&B/ロックンロールの絶頂期に「リズムの王様達」と名乗ったのは、自他共認めるその証だと思う。
ジャズのカウント・ベイシー等の楽団が1930年代半ばから作り上げたリズムの強調によるR&B、それをスモール・コンボにして活躍したルイ・ジョーダン、さらにダーティに、よりリズムを強調し、ブルースのセッションにも参加したのがアイク・ターナー率いる「キングズ・オヴ・リズム」、やはり様々な黒人音楽を調合して作られたロック創世記を代表する重要人物だろう。
レコードの音が全て良いわけではない
この2枚組のCDは聞けば聞くほど味が出ます。
大体モノラル録音なので、スマホのスピーカーでも十分楽しめます。
スマホといえば、ビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」をサブスクでスマホ・スピーカーで聞きましたが、ここまで最悪の「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」はなかったです。
皆ヘッドフォンで聴くと思いますが、私みたいに、そのままiPhoneのスピーカーで聞く人もいると思いますので、これが最初のビートルズ体験だったら最悪だと思います。
元々モノラル録音のものをステレオでiPhoneのショボいスピーカーで聞くと、ボーカルが引っ込んで、全く迫力がなく、音が分離して、変なエコーがかかったように聞こえます。
ジミ・ヘンドリックスのライヴを、初期の国内盤のレコードで聞いた時、左右にギターとボーカルを振り分けられて、全く迫力がなかった時を思い出しました。
国内盤の初期のレコードが人気ですが、まあ、要するに「帯」でしょうけど、こういう醜いレコードもあるので、購入する時は注意しましょう。
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