フリー・ジャズと言えば、これを最初に聞いた時、強烈な印象でした。
元々フレンチ・アヴァンギャルドの名盤、
ブリジット・フォンテーヌ「ラジオのように」のバック演奏で知ったのですが、
R&B色がこれほど強いジャズがあることに感激しました。
女性ボーカルが歌う渋いソウルと思いきや、
音が途中でカオスになるのが、いかにもフリー・ジャズです。
途中のソロはレスター・ボウイでしょうか。
今まで聞いてたジャズの概念を吹き飛ばしてくれた名盤です。
でも、ボーカルも楽器の一部で、皆でテーマを吹いて、各ソロを取るというのは、
特にジャズのルールを破っていないどころか、
かつてのビッグ・バンド時代と何ら変わりありません。
ある意味ブラック回帰を指標とした彼らは
カウント・ベイシーやフレッチャー・ヘンダーソンまで戻っていくことが、
新しいことだと気づいたのでしょうか。
まあ、でも映画のサントラなんだから、ポップになっただけのような気がする。
他の彼らの演奏聞くとやはりアヴァンギャルドで真っ当な?フリー・ジャズだし。
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