チキン・シャック「Baby’s got me crying」。糸島市のレコード出張買取はお任せ!


糸島市で1960年代ブリティッシュ・ブルース・ロックのレコードの出張買取があったので、
ここ最近その辺りを聞いている。

まず聞いたのがチキン・シャックの2作目のレコード「OK Ken?」。
ホーンが入っているが、ストレートなブルース・ロックで、
アレクシス・コーナーやフリートウッド・マックをはじめ、
当時のイギリス・シーンがジャズを含めて、黒人音楽が最もヒップだったのがよく分かる。

ギターはスタン・ウェブ。名手らしいが、

これを聞いたら、いかに当時のエリック・クラプトンが天才であり、別格だと。
発売はチキン・シャックの「OK Ken?」の2年前だが、
まさにスロー・ハンドの真骨頂。
流れるようなグルーヴと表現力豊かなアドリブ。
ジョン・メイオールはこの天才を手に入れたことでロック史に名が残っている。

いやはや天才とはこういうものなのか。

「天才」といえばボーカリストではこの人。

歌がない間奏部分も歌っているかのような、
リズム感とタイム感、
歌うことが天賦の才であり、
自由過ぎる開放感。

エリック・クラプトンもエルヴィス・プレスリーも
勝手に体が動いてしまう。
努力だけでは手の届かない人がいる。
後世の残る人はそんな人たちだ。

先ほどスタン・ウェブを比較対象として落としてしまったが、
YouTubeで勝手に流れてきた1973年のライヴ。これは良い。

ヘヴィなリズム隊とサイケなファズをきかせたギターの音が、
ジミ・ヘンドリックスを彷彿させる。
1968年の軽めのブルース・ロックより
(それはそれで粋でヒップな感じでかっこいいのだが)、
こちらのスローでヘヴィなスタイルの方がウェブには合っていると思う。

ジミ・ヘンドリックスとレッド・ツェッペリンの登場で、
ブリティッシュ・ブルース・ロックとハード・ロックのレベルは格段に上がっている。
それはテン・イヤーズ・アフターや
ジューシー・ルーシーなんかのレコードを聞くとよく分かる。

1960年代後半から1970年前半のUKロックは佳作が多い。
また楽しみが増えた。
あまり深く聞いてきてきない音楽も買取でお客さんが教えてくれる。
出張買取に行くとレコードをかけてくれる方もいるし、
とても楽しく、勉強になる。

福岡県糸島市をはじめ福岡市の西区、早良区は当店から近いので、
レコードやCDの出張買取はお任せください!

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