聞いてる音楽がジャズ、ハード・ロックから一転して
ソフト・ロック、サイケデリック・ロックへ。
買取したストロベリー・アラーム・クロックの不思議な歌。
メロディーも変だし、曲の展開も変だし、鳴ってる楽器も不思議な音。
これぞソフト・サイケだな。
こういうのがモンド/ラウンジ・ブームで1990年代に一時期流行った。
そういや「ハワイ・ファイブ・オー」が車のCMに使用されてた。
ベンチャーズ・ヴァージョンもヒットしたこの曲。
なんか異様にかっこいいチャールズ・ブロンソンのマンダム世界のPV。
このベンチャーズのレコード、ピチカート・ファイヴのサンプリングに使用されてた。
福岡でも出張買取に行ったらかなりの確率であるレコードのひとつ。
僕が1971年生まれだけど、知ってるぐらい、けっこう長くブロンソン出てたんじゃないか。
ブロンソン同様モミアゲが立派なエルヴィス・プレスリーもこの時代ならではのソフト・ロック。
印象的なベースは書籍「ワーク・オブ・エルヴィス」によると
ジャズ・ウクレレ奏者で有名なライル・リッツか
あるいはジャズ・ベーシストのマックス・ベネット、ジョー·モンドラゴン。
ネットで調べてみるとジョー·モンドラゴンと書かれてある。
ボサノヴァ女性歌手シルヴィア・テリスのバックでベースを弾くモンドラゴン。
ギターはバーニー・ケッセル。
ケッセルがこの時代のスタジオ・ミュージシャンであることは有名ですが、
彼以外でも西海岸のジャズメンがしっかりバックを付けていたのですね。
「ボサノヴァ〜西海岸ジャズ〜ソフト・ロック〜西海岸派フュージョン」と繋がってます。
フュージョンへの流れはアントニオ・カルロス・ジョビンの「Stone Flower」から。
デオダートのアレンジが優れてます。
全編に響くエレピ、ベースはロン・カーターで
アイアート・モレイラのパーカッションの出入りが洒落ています。
そのまま西海岸フュージョンに繋がっていきます。
ソフト・ロック、サイケデリック・ロック、ジャズ、ボサノヴァの
レコード、CDの出張買取は福岡のアッサンブラージュへ。