オリンピックス「Private Eye」。福岡でのソウルのレコード出張買取は当店に!

パソコンが壊れてしまい、その対策で福岡中をかけずり回り、もうヘトヘト。仕事にならない。疲れた。
(出張買取で福岡中を走り回るのは苦にりませんが…)
12月に続いて公私にわたりトラブルが立て続け。
レコードやCDのチェックや、ルーティーンの作業ができないのが苦しいし、辛い。
昨日ようやく復旧。でもなかなか落ち着かない。

買取したCDで大好きなオリンピックスがあった。
「Private Eye」。
なんかこういう馬鹿げた音楽が気持ちを癒してくれる。
彼らはドゥー・ワップでもないし、正当なR&Bでもない。
でも学生時代から25年ずっと大好き。
とても自由なところが好きなのだ。
このリズムもなんとも言えぬ気持ち悪いけど気持ち良い。
こんなんノリでヒット曲になるなんて今の時代じゃありえない。
と思いきや今のヒップホップやR&Bてこのノリじゃない?
ちょっと古いけどリル・ウェインやウィル・アイ・アムなんてこのノリだよね。


バスタ・ライムズ、クリス・ブラウン、ジャスティン・ビーバー、須藤元気のWORLD ORDER。
彼らがオリンピックスと繋がってるどうか分からないが、
ようするにこういうノリが好きな私から言わせると、
それが意識的にあるいはルーツを探った結果とかではなく、
感覚的にアメリカ人はこういう音楽にハマっていくのだと思う。

日本で言えば、コブシだ。演歌だ。
都はるみから氷川きよしへと同じものがアメリカでは
オリンピックスからリル・ウェインなのだ。

2010年代と1950年代よりもっと古い頃、
ジャズの創世記にもこんな感じのぬる〜いリズムは存在した。

このベティ・ブーブのアニメ、
お化けの動きがキャブ・キャロウェイの音楽とぴったり。
80年以上前なのに今見てもすごくヒップ。


戦後まもないころ日本でも独自路線というか、
飛び抜けたリズム感を持つ笠置シズ子。
私が小さいころ大好きだったレコード。
親父に聞かされてた。
元祖ラップ。

笠置シズ子で一番好きなレコードはこれに尽きる。
「ラッパと娘」。

元祖ジェイムス・ブラウンか。
日本云々関係なくジャズ・ボーカルの名曲。

私の85歳の叔母が昭和のモダン・ガールで、
服部良一の曲がオシャレで当時大好きだったと話していた。
一番好きだったのが林伊佐雄とか。
https://www.youtube.com/watch?v=hldZLNvDh2g&index=1&list=PL4IKHJbNueCsZe_OZ_F6sU587dBjRvpQE
私も古い日本の歌をいろいろ聞いてきたが、
彼のモダンなジャズ感覚が気になっていた。
それを叔母に話したら「若いのによう知ってるね」て褒められた。
作曲としても一流で歌もうまい。
若い人に殆ど知られてないのが残念。

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