日本の最初期のロックンロール歌手である小坂一也とワゴン・マスターズの1956年作品。
「雨に歩けば」はジョニー・レイの代表曲。
スチール・ギターの音がしょぼいといえばしょぼいが、
歌唱も口笛も洒落てして、ウクレレ・アイクことクリフ・エドワーズを彷彿させる粋の良さ。
続いて浜村美智子の豪快な「監獄ロック」。1957年作品
彼女は紅白歌合戦でこの曲を披露したそうです。
大迫力のボーカルもさることながらドスンとしたドラムも凄い。
これは本場アメリカにも負けてません。
平尾昌晃の「恋の片道切符」。
音が少ない分、ロカビリー色が(R&Bぽさも)強い。
結果的に本家より渋くなっている。
出だしのスローな部分から列車が発進して、
段々と列車が進んでいくかのように速くなるリズム。
ギターとホーンが細かく出入りしているのも洒落ている。
良いアレンジだ。1960年作品。
平尾昌晃「ミヨチャン」。これも1960年。
ドリフターズのカバーでも有名です。
平尾のバックのオールスター・ワゴンのギタリストが津々美洋という人。
ネットで調べると彼のプレイ、気になってる人多いようです。
この津々美洋とオールスター・ワゴン、
あの名盤解放同盟でマニアに人気のカルト・ガレージ/ひとりGSの名曲、
有馬竜之介「ハートを狙い撃ち」でも作曲と演奏を担っている。
https://www.youtube.com/watch?v=BOmeZ_57Rgs
これが1969年。
津々美洋とオールスター・ワゴンが演奏する、橋幸夫「若者の子守唄」。
実にグルーヴィー。
津々美洋、色々出てくる。
調べたら槙みちる、彼女のバックも勤めてる。
この全編に弾かれるギターも津々美洋じゃないかな。
https://www.youtube.com/watch?v=BVZ07ufKDiw
槇みちるって人、CM、バックコーラスと裏方でも大活躍した素晴らしい歌手だそうで、
確かに見事な歌唱力。色々聞いてみたい。
今日は津々美洋と槇みちるが収穫でした。
ロカビリー レコード、CD、福岡 出張買取致します。