コーネリアス名義の新作はなかなか出ないので、
「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL 新劇場版」サントラを聞いてみた。
音数少なく、ポップなコーネリアス・ワールドが展開される中、
注目したのが3曲目「Execution No. 9」。
これが、強烈なギター・サウンドで、
まるでフランク・ザッパ。
あるいは音の響きがジャズのジェイムス・ブラッド・ウルマーなんて思い出した。
そこで聞いたのがこれ「Five-Five-Five」。
フランク・ザッパ「Shut Up ‘N Play Yer Guitar(黙ってギターを弾いてくれ)」から。
なんか音が下降していく感じ。
ギター音の洪水で、
河上から河下へ濁流が大波のように溢れんばかりで防波堤に当たっていくかのごとき。
「Soup ‘N Old Clothes」
これは弾きまくっているのに、なぜか渋さを感じさせる。
曲調がスピーディーでかっこいい。
「Variations On The Carlos Santana Secret Chord Progression」
うごめくギターはカルロス・サンタナとかPファンクのエディ・ヘイゼルなんて思い浮かべた。
と思ったら、思いっきりタイトルに「サンタナ」の文字が。
邦題が「カルロス・サンタナの秘密のコード進行ヴァリエーション」だって。
風貌からして「ギター魔王」のような、
フランク・ザッパのギター世界にハマっていこうかと思う。
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