YouTube更新しました。
懲りることなくエルヴィス・プレスリーばかり聞いています。
それで最近はサンからRCA初期、
特にこの動画で喋ってますが「ゴールデン・レコード第1集」までが、
本当のエルヴィスのブルースマン、パンクロッカーとしてのピークだと思います。
「白人が黒人の音楽を歌うヒップなスター」
そんな反抗的なスタイルを貫くロック・スターは現在まで出現していますが、
80年前、そんなロックがなかったころに現れたニヒルなヒップ・スター、
それでいて、天才的に歌が上手い。
今、持ってだれも敵わない表現者が、
何もなかった焼け野原に登場したのは、衝撃的過ぎて、
うちのリアル・タイムで聴いていた親父曰く(現在84歳)
「変な歌い方をする人。美空ひばりの方が圧倒的に上手い」と。
当時の人々は理解が追いつかなかったと思います。
親父曰く、その後に出てきた「ポール・アンカやニール・セダカ」が良かったと。
今持って、エルヴィスの黒人音楽の要素を持ちながら、
カントリー・スタイルをスピーディーに歌うスタイルは、
ワビサビをお気に召す日本人には海外ほど人気がありません。
現在もそれは続いています。
2023年現在6月における全米ヒット・チャートでは、
カントリー・ポップのモーガン・ウォーレンがチャートを殆ど独占し、
女性ではずっと、こちらもカントリー・ポップのテイラー・スウィフトが君臨し、
一方ではヒップホップ、
ドレイク、ニッキー・ミナージュ、ウィークエンドなどが常に上位を独占しています。
要するにカントリーと黒人音楽ですね。
ここ日本ではずっと流行っていない音楽の要素を持ち合わせスターになったエルヴィス。
映画が公開されても一部でしか、人気が出ない理由はさもありなん。
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