福岡の中古レコード店長が語るローリング・ストーンズ新作「ハックニー・ダイアモンズ」。

YouTube更新しました。
とうとう発売された80歳を超えるローリング・ストーンズの新作を語る。
ブログでも書きましたし、YouTubeでも喋っていますので、これ以上書くことはないのですが、改めて、私のローリング・ストーンズ遍歴でも書いてみます。
私の大好きなローリング・ストーンズのレコードやCD福岡で買取致します。

ローリング・ストーンズ遍歴1980年〜90年代前半

私はロックを聞くのは遅かったので、高校3年生(1988年)のころ友人からレッド ツェッペリンやディープ・パープルを教えてもらって、大学1年生になると、ビートルズを聴きました。
1989年に「スティール・ホーイルズ」が出て、来日公演が話題になるころ、ベスト盤(デッカ/ロンドン)をレンタルしたところ、これがビートルズと違って全然ポップじゃない。
1990年来日した時も、もちろんワイドショーなで話題になっていましたが、ベスト盤が全く駄目だったので、殆ど興味がなく、それより分かりやすい、ビーチ・ボーイズ、ソフト・ロック、甘茶ソウル、ヒップホップなどに興味がいって、ブルースが根っこにあるロックのストーンズには全く興味ありませんでした。
その頃友人3人とボード・ゲーム(UNOだったかな)しながら「セックス・ドライヴ」のシングルを延々と聞いた思い出があります。
だから1994年の「ヴードゥー・ラウンジ」も興味なく、福岡ドームでの「ヴードゥー・ラウンジ・ツアー」もほぼ興味なしで、行っておらず、今考えると凄く残念です。

ローリング・ストーンズ遍歴1990年代後半

その頃はソフト・ロックとフリー・ソウルと渋谷系とDJクラブ・シーンまっしぐらで、ストーンズは一番遠い存在でしたが、1995年頃、何かのタイミングで「ブラック・アンド・ブルー」を聞いたら、「ホット・スタッフ」が凄くファンクで、レゲエもやってるし、フリー・ソウル的なものを感じて、そこから「女たち」の最後の3曲「ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン」「ビースト・オブ・バーデン」「シャッタード」これがファンキーで、その次の「エモーショナル・レスキュー」ではダブもやっているので、これは面白いとなったのですが、まだブルースにもそんなに興味がなかったので、この辺ばかり聞いてたところ、1997年に「ブリッジズ・トゥ・バビロン」が出て、そのツアーでミックがキラキラの最先端ファッションに身を包んで、まだメジャーでないインターネットを使って、最先端のライヴをやっていたのに感動して、PVを買って生配信を買って見ていると、ミックの躍動感とお洒落なセンスに惹かれて行きました。
1998年「レコードコレクターズ増刊 STONED! ザ・ローリング・ストーンズ・アルティミット・ガイド」なる本が発売されて、その本でピチカート・ファイヴの小西康陽さんが「ストーンズがいかにセンスがあるお洒落なバンドか」をジャケット・デザインなんかも含めて語ってまして、さらに中村とうようさんが「メインストリートのならず者はブルースだから唯一未だに聴き続けるロックだ」と仰ってて、ブライアン・ジョーンズのモロッコ音楽への興味や、キース・リチャーズがジャマイカの「ナイヤビンギ」をプロデュースしてたりと、当時ワールド・ミュージックに興味を持っていた私にストーンズの音楽性の幅広さを教えてもらい、単なる不良ロックではないことが分かっていき、改めて「ベガーズ・バンケット」から「メインストリートのならず者」まで、この時期のストーンズに素晴らしさに感動しました。

ローリング・ストーンズ遍歴2000年以降

この頃からブルース、R&B、ソウルを改めて聞き始めたおり、段々とストーンズのキース・リチャーズの体に染み込んだブルース・フィーリングがストーンズを支えているのが、ようやく分かり始めて、初期のデッカ/ロンドン時代を聞き始め、RCA録音は私の大好きな西海岸のフィル・スペクターやジャック・ニッチェ、そして、シカゴ・ブルースのチェスやルイジアナなどのブルースが濃厚に詰め込まれてるのを理解し始め、これが時代が進むに連れて、サザン・ソウル、カントリー・ロック、ファンクに繋がっていき、イギリスのバンドなのに、まさにアメリカ音楽の一大絵巻観るがごとく、ありとあらゆるルーツ音楽を詰め込みながら前進し、あの「ベロ」で全ての音楽を飲み干すような貪欲な姿勢、その「ベロ」で全身を舐め尽くすようなエロチックでセクシーなモンスターになったのかを、現在「ハックニー・ダイアモンズ」を聞きながら実感しています。

新作はハード・ロックだから人気?

発売から1週間聞いての追伸です。
アンドリュー・ワットのプロデュースはスタジアムの大観衆の前で演奏するエアロスミスやキッスなど大衆に受けるハード・ロック・バンドのような感じを受けました。
スタジアム演奏を最も体験したバンドが、スタジオでその音を再現させるにはうってつけのプロデューサーだったと思います。

ジャズ、ロック、ソウル、ブルース、R&B、ハード・ロック、日本の音楽などのレコード、CD、買取、出張買取、店頭(持ち込み買取)、宅配買取致します。
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