YouTube更新しました。
ちょっとお酒が入って、目が座ってますね(笑)疲れもあります…。
酔っ払っていて、間違い多いです。
「好きにならずにいられない」ではなく「ラヴ・ミー・テンダー」です。
「ワンダー・オブ・ユー」はベーカー・ナイトの作品です。
なぜか10位が2曲で、ベスト11になっています…。
10.マイ・ウェイ/この胸のときめきを
フランク・シナトラの曲をエルヴィスをハワイ公演で担々と歌いながら、歌唱力だけで惹きつける魅力は凄い。
「この胸のときめきを」もダスティ・スプリングフィールドがヒットさせた名曲で、オリジナルはナッシュビルでのスタジオ録音。
これをエルヴィスが「オン・ステージ」で披露した。
歌う前にくるりと一回転するところが実に良い。
また客席が映るカメラ・ワークも良い。
エルヴィスのボーカルは実にソウルフルな熱唱で、エルヴィス・バラードでは最高峰のひとつ。
これはスタジオ録音の方が好き。
シングルB面の「パッチ・イット・アップ」は「オン・ステージ」のライヴ。
アップテンポの熱唱で、「この胸のときめきを」はスタジオ録音だが、これも熱唱で、両面共に「オン・ステージ」の最良の形を聞かせてくれる。
9.ミステリー・トレイン〜タイガー・マン
1970年のライヴ。映画「エルヴィス・オン・ステージ」のオープニング・ナンバーを飾るこのメドレー。
特に「タイガー・マン」のロニー・タッドのドラムの連打と共に点滅するライトにの中、激しいアクションで歌うエルヴィスと、合間の間奏で流暢に弾くギターのジェームズ・バートンに合わせてギターを真似するエルヴィス、再びタッドのドラムの連打とエルヴィスのアクション!オープニングからまるでクライマックス・シーンのよう!
8.ハウンド・ドッグ
1956年の10月28日の「エド・サリバン・ショー」から。
エルヴィスの黒人顔負けのダンスとリズム感とワイルドさ鋭さと茶目っ気、そしてエロチシズム、およそ70年後の今観ても異常である。
女性の黄色い歓声も含め、エルヴィスも含め4人の演奏も非常に迫力あるもので、エルヴィスの動きがちょっと独特に見えるのは黒人のノリを白人がそのまま演っているので、今観ても凄く違和感を感じる。
要するにこのノリをエルヴィス以外に真似できるものが70年経ってもいないのではないか?
この映像を観ると、マイケル・ジャクソンがエルヴィスに対し「黒人文化を盗んだ」と異議を訴えたのも頷けるのでは。
7.カモン・エヴリバディ
1964年の映画「ラスベガス万才」からアン・マーグレットもダンスに参加する「カモン・エヴリバディ」。
これはアンのダンスセクシーで、エルヴィスの歌声に、アンも唸り声や合いの手などで参加するのだが、エルヴィス映画でエルヴィスと対等に渡り合えたのはアンのみだとも頷ける。
エルヴィスの一連の60年代の映画はMGM配給で、私はフレッド・アステアやジーン・ケリー後のMGMミュージカルのスターはエルヴィスだと思っている。
この曲を踊る時、エルヴィスは他のダンサーと踊るのだが、その手拍子やステップが他のダンサーと違い、ジャストではなく、コンマ数秒ズレてると思う。
しかしながらエルヴィスは帳尻合わせているのだ。
これはエルヴィスのタイム感が並外れていて、要するにブルースマンのタイム感なのだ。
6.アメリカの祈り
「アロハ・フロム・ハワイ」でのこの演奏を選びましたが、終盤のフルートの演奏が終わった後、ドラムの連打とホーン・セクションを睨みながら、何かを叫び、鼓舞するエルヴィスの緊張感溢れる表情とホーン・セクションが高らかに鳴り響く瞬間の笑みと安堵感と満足感に満ちた表情が最高で、これは映画「エルヴィス」でも、バンマスとしてエルヴィス流バンド・サウンドを作っていくシーンがあり、けっして歌を歌うだけの人ではなく、音楽全体を作り上げるプロデューサー能力も高かったと。
これはファースト・アルバムのメイキングでもキース・リチャーズが、エルヴィスは目に見えない、耳に聞こえない何かを掴む技を持っていると、この何かがあることが我々が唯一無二の音楽を作り出したと自画自賛してました(笑)
5.トラブル~ギター・マン
「’68カムバック・スペシャル」のオープニングを飾る最高のナンバー。
このころのエルヴィスはジェリー・リードやトニー・ジョー・ホワイトなどの渋い大人のスワンプ・ロックにハマっており、それにフィフス・ディメンションなどのアレンジで活躍したボーンズ・ハウが、時代を感じさせるソフト・ロックのポップな要素を含ませ、エルヴィスのワイルドさを時代の音に仕上げ、見事にエルヴィスを復活させた傑作です。
まさにオープニングにふさわしい。
多分ドラムはハル・ブレイン、ベースはジョー・オズボーン等のレッキング・グルー。
4.サスピシャス・マインド
「オン・ステージ」のクライマックスとも言える最高にエキサイティングなナンバー。
こんなパフォーマンスを繰り返しいたら、若くして倒れるのも仕方ない。
途中ライトが暗転した後の座り込んでのソウルフルなバラード歌唱からのサビの部分でのアクションは、ロニー・タッドのドラムと共に、エルヴィス・アクションの最高傑作。
3.ラヴ・ミー・テンダー
これも「オン・ステージ」から。
歌うのをやめ、マイクを置き、ステージを降り、次々に女性客にキスをしていくシーンは、まるでこの世のものとは思えないフィクション、映画のようである。
舞台で戻り、マイクを持ち歌い出す瞬間も、ワンテンポ遅れてるようで、遅れていない、あの「間」はエルヴィスしか作れない。
2.ワンダー・オブ・ユー
こちらも「オン・ステージ」
歌詞も素敵な名作バラード。
こういう愛を歌い上げるエルヴィスの一世一代の名唱である。
言葉はいらない、ぜひ、動画を見て欲しい。
あえて言うならギターのジェームズ・バートンのソロが何気ないのに素晴らしい。
作詞作曲はベイカー・ナイトという人で、レイ・ピーターソンの1959年の作品もYouTubeで聞けます。
1.明日への願い
楽器が上手いとか、歌が上手いとか、アレンジが凄いとか、そういうものを超越して全身全霊を込めて歌う、人間エルヴィス・プレスリーの喜怒哀楽、人間が歌でここまで喜怒哀楽を出せるものなのか?腕を本能のままブンブン振り回し、全身からアドレナリンが放出され、歌い終わえた後、最後に両手を上げるエルヴィスに誰が文句を言えようか。
映画「エルヴィス」でもパーカー大佐の表情が物語っている。
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