YouTube更新しました。
今回は福岡市早良区で以前、買取したブルース・ロックやハード・ロックなどの1960〜1970年代のCDを店舗に出してまして、そこで視聴されたお客さんとの会話をまとめたものと、昼に当店へ来られる常連さんと話した、鈴木啓志氏著「メンフィス・アンリミテッド──暴かれる南部ソウルの真実」とブルー・アイド・ソウルについて、これらをまとめたものが話の中心です。
こういった常連のお客さんとの会話をYouTubeに一人であげるとつまんないので、お酒を飲んで、いざ一人喋りと意気込みましたが、一人だとやはり酔わないし、店ではネットを使って、色々と人名や経歴を調べられるのですが、動画の一人喋りでネットを使うと喋りが中断してしまうので、相変わらずミスが多いです(笑)何卒、ご了承下さい。
フリー周辺の英国のブルース・ロック
今回はフリーのセカンド・アルバムが最高でしたね。
リズム隊の名前が出てこなかったのですが、アンディ・フレイザー(ベース)、サイモン・カーク(ドラムス)です。
アンディ・フレイザーは曲作りにもかなり貢献しており、アレクシス・コーナーやジョン・メイオールといったイギリスのブルース・ロック界隈の大物達から可愛がられ、その才能は並外れていたのは、このアルバムでのプレイで分かります。
その後、1975年にはクリス・スペティングとのシャークスを結成しており、このCDも買取したのですが、これもまたフリーに負けず劣らずのセンスを爆発させますが、長続きしなかったようです。
ドラマーのサイモン・カークもタイム感が素晴らしく、ブラック・キャット・ボーンズでデビューしたらしく(ポール・コゾフも在籍してたとか)、フリーを結成、それからポール・ロジャースとのバッド・カンパニーへと、イギリスのブルース・ロックの中心にいた人物ですね。
フリー周辺を調べて行くと、イギリスのブルース・ロックは色々と見えてくる気がします。
次に話したのが、ずっと好きなアメリカン・ロックのブルー・アイド・ソウル方面です。
アメリカに行く前に、今回、取り上げていなかったのですが、イギリス勢ではプロコル・ハルムもゲイリー・ブルッカーの歌い方がサザン・ソウルのパーシー・スレッジの影響を受けてるし、キーボードの編成なども含め、イギリスの「ザ・バンド」とも称されたような。
ロビン・トロワーのギターも、このバンドではなかなか面白い存在です。
落ち着いた感じのサウンドなのに、ジミ・ヘンドリックスに影響を受けたヘヴィメタルのようなギターを聴かせます。
また、ハモンド・オルガンのマシュー・フィッシャーも個性的です。
アメリカのブルー・アイド・ソウル
さて、アメリカですが、シェール、ダスティ・スプリングフィールド(イギリスですが)、デラニー&ボニー、この3人は前回の買取ブログに詳しく書いてるので、ぜひ、お読みください。
先日福岡市南区で、古い音楽雑誌「ティーンビート」を買取したのですが、1967年の1月号で、シェールもダスティ・スプリングフィールドも共にアイドル扱いされてグラビアに出てます。
それから2年後の1969年、共にアトランティックからアリフ・マーディン、ジェリー・ウェクスラー、トム・ダウドの面々がプロデュースしてソロ・アルバム作られたのは、彼女達がいかに実力派だったのかが分かります。
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